― サービス内容 ―
看護の質を維持・向上するために、ミサキ訪問看護ステーションでは以下の取り組みを行っています。
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① 体温・血圧・脈拍等の測定
訪問看護師が定期的にご利用者の体温、脈拍、血圧、酸素飽和度を測定します。これにより、各種感染症や体調不良の早期発見と適切な対応が可能です。
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②精神症状の観察
自覚症状だけでなく、コミュニケーションや身の回りの様子、人間関係などから客観的に精神状態を観察します。不調のサインや不調のきっかけを把握し、早期に対処できれば病状の悪化を防ぐことができます。
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③日常生活観察と支援
生活リズムの調整や活動と休息のバランスをサポートします。自信がない、方法がわからない、うまくできないという場合には、私たちが一緒に考え、支援します。
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④服薬の確認と助言
規則正しい服薬は精神状態の安定に不可欠です。たくさんの薬を飲む場合や、理由があって飲みたくない場合もあります。その際は思いを聞かせてください。一緒に最適な服薬方法を考えましょう。
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⑤対人関係の相談
コミュニケーションが苦手な方には、少しずつ人に慣れていくサポートを提供します。職場や就労施設での不安や、ご家族や身近な人との関係についても相談してください。適切な考え方や関わり方を共に考えましょう。
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⑥関係機関との調整
医療機関・地域のサービスと連携し、一人の方を支えるために役割分担を行っています。サービスの質向上のために各関係機関と緊密に協力しています。
― ご利用の流れ ―
訪問看護を利用したいご本人やご家族、または利用を検討している関係機関の方は、ミサキ訪問看護ステーションまでご相談ください。
訪問看護のサービスが開始されるまでの手続きをご案内いたします。
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①訪問看護の希望・相談
・ご本人やご家族から直接、またはかかりつけの病院やクリニック、地域の支援者を通じてミサキ訪問看護ステーションまでご相談ください。
・導入をご検討されたい場合には、事前面談の日時を調整します。 -
②事前訪問
・導入前に看護師がご自宅を訪問し、顔合わせを行います。入院中や入所中の場合はその場所まで伺います。
・困りごとを詳しくお聴きし、提供できるサービスや期待される効果についてご説明します。また、導入までに必要な手続きについてもご説明します。 -
③訪問看護指示書依頼
・精神科訪問看護サービスを利用するためには、主治医が発行する訪問看護指示書が必要です。そのため、主治医の先生に、訪問看護指示書の発行を依頼していただきます。依頼方法などは事前面談の時にご説明します。
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④契約
・ご利用いただく際には契約が必要です。看護師が訪問開始日にご自宅に伺い、契約書、重要事項説明書、個人情報の取り扱いの内容をご説明します。
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⑤訪問開始
・主治医から発行された「精神科訪問看護指示書」または「訪問看護指示書」に記載してある「開始日」以降に訪問看護を開始できます。
・開始後は、効果的な看護を提供するために主治医や地域の支援者と連携しています。
― 利用料金 ―
①医療保険が適用される場合:
・70歳未満の方は自己負担額が3割負担となります。18歳までのお子様については、お住まいの各自治体により医療費の助成がある場合がありますのでご確認ください。
・所得により、70~74歳の方は2割~3割負担、75歳以上の方は1割~3割負担となります。
・自立支援医療制度を利用した場合は、1割負担かつ毎月の上限金額までの負担になります。
・各種助成制度に該当する場合は、自己負担金が減免されることもございますので、一度ご相談ください。
・生活保護受給中の方は自己負担はありません。
②介護保険が適用される場合:
介護保険の場合は原則として1割負担ですが、医療保険と同様に所得により2~3割負担になります。
区分支給限度額を超えた際の料金は、全額自己負担となります。